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あくぬき




のむことたべることは大好きなのですが
お料理をすることはあまり好きではなかったのです

しかし

自分でいうのもナンなんですが
「あれ?これ、私がつくったのよね?美味しいじゃない?」

なーんてことが、このところよくあるのよね(笑)



3月に初めて松山に仕事で出かけ
陶芸家さんのお宅で頂いた竹の子と山菜が本当に美味しくて美味しくて
台所へまで潜入にして作り方をちぇっくちぇっく。

なるほどなるほど
そーすると美味しいのね.........



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四国のお酒呑みがいっぱいあつまったせいか
お酒のあてにピッタリのお料理がテーブルにぎっしり。
これは帰ってからもつくってみたい!

と、善は急げまずは竹の子ごはんからつくってみました。



お恥ずかしい話の暴露となりますが
はて、買って来たばかりのこの大きな竹の子、どうしたものか?
嗚呼、現代社会って本当に便利。
ググればなんでもわかってしまう。


『米ぬか』をいれてぐつぐつあくぬき、
美味しいものをつくるって、手間がかかるのね.....................
これだけ手間をかけたのに、まずかったらどうしよう。
ああ、こわい、からいつもより丁寧につくりましたょ。


手間をかけたかいあって
なんとかやさしい味わいの美味しい竹の子ごはんができました。



一度こういう手間のかかったうえに成功を経験すると
また新しいことをやってみたくなる性分で
今回木曽へ行き、いろんな山菜を買ったり、採ったり、頂いたりして帰ってきました。


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「どうしても、おうちで美味しい山菜がたべたいの!」
とダダをこね
作り方を伝授いただき
早速おうちでさぁトライ!

こんど使うのは『灰』。
文字通り、これぞ本当の灰汁抜きだ。
一晩灰汁につけた蕨を何度も何度もきれいにあらい
教えてもらった秘密のレシピ水に一晩二晩つけこんで
日本酒にピッタリの箸休めの完成。いける!


まだまだ冷蔵庫には
蕨にこしあぶら、ふきによもぎ
食べきれないほどの山菜がいっぱい。


友人夫婦宅に
おそばと日本酒、いっぱいの山菜を持ち込んで
押し掛け天ぷらパーティー。



そうそう天ぷらを揚げる際
松山の台所で覚えてきた
「酒飲みの天ぷらには、ビールをいれる」
というセオリーをきっちりいかして美味し〜い山菜天ぷらができあがりました。




春の山の贈り物のおかげで
手間隙かける大切さと
そのあとのうれしさを
この歳になってはじめておぼえたのでした。




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日本酒:蔵本で調達した木曽谷の地酒中善酒造の中乗さん
純米吟醸無濾過生原酒・美山錦100 精米歩合55%



all the photos / iPhone


































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by mignon51 | 2014-06-06 22:58 | Oishii!

Hello again, NYC!









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NYC, 2014 / iphone







NYCほど不思議な街はない。


何が不思議?というと
何度行っても、外国にいる気がしない。


勿論、日本と比べ
一瞬クラッとくるような高層ビルの間から突き刺す日射しの強さといい
星条旗があらここにもあそこにも、と風にはためく光景といい
大味にドカンとやってくるアメリカンフードといい(高級レストランはもちろん違うけれど)
まぁ、とにかく、挙げだしたらキリがないほど
違う。


にもかかわらず
初めて訪れた20代の頃も感じたけれど
全く外国にいる気がしないのはナゼだ

と考えることはもうやめた。



ひさ〜しぶりのNYC。
飛行機をおりてタクシーやバスに乗ってマンハッタンに向かうまでに耳に入る音楽は
たいてい知ってるものばかり。
街の中でも、しかり。
この理由を探れば非常に簡単。


小学生からの憧れの人は近所に住むアメリカンスクールに通う素敵なお姉さんMari。
その変な日本語と巻き舌のアメリカ英語はかなりセンセーショナルで
週に何度彼女の家へ遊びにゆき
そんな変な日本語を話すナニジンかわからないお兄さんやお姉さんたちの間で
遊びながら少しずつ英語を、というか、英語のニュアンスを覚えた子供の頃
おもちゃには全く興味がなく親に何かをせがむ、ことをしなかった
私が唯一母に頼んで買ってもらったものは
そんなあこがれの人たちが私に教えてくれたUSAとつながれる『短波ラジオ』。
UKの音楽にはみむきもせずひたすらラジオから溢れるアメリカンでブラックな音楽に陶酔した毎日。
インターネットでなんでもわかっちゃう今とは違い
なんせ濃尾平野に住んでいてはFENなんかも聞こえてくるわけもなく
祖父の仕事の関係でNYCから来ていたバイヤーたちがもってきた
ファッション雑誌から切り取られたモノクロ写真のページたちで壁がうめつくされた
子供部屋にこもって短波ラジオで『アメリカ』を拾っていたことを思いうかべれば
「フランス好き」のフジワラサラのイメージは一気に「アメリカ好き」にかわってしまうかも。





勿論はじめての外国旅行はアメリカで
シアトルの学校に緑をぬけて通ったり、
バスで暗闇のアルバカーキからポツポツと家の灯で美しくきらめくサンタフェへ旅したこともあったけれど
やっぱりなぜか、NYCだけは全く外国にいる気が今回もしなかった。


この「外国にいる気がしない」せいで
一気に私の興味は言葉が全く分からない外国感満載のヨーロッパ
フランスへとんでしまったののではないか
とまで思う始末。




こうしてブログをかきながらちょっとだけわかったことは
私にとってNYCはやっぱり「外国」というよりは
子供の頃の夢のおもちゃ箱のようなもの。


ガタガタの道をボロボロの黄色い車で通りぬけた今回のNYC
大人になってしまってその夢のおもちゃ箱を開けてしまえば
中になにがはいっているかはわからなくて
ちょっと開けるのが怖いなぁ
ほんのり躊躇する気持ちのいい風がふく6月のある昼下がり。








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NYC, 2014 / iphone

















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by mignon51 | 2014-06-03 12:07 | U.S.A