Matsuri





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Tsutsui Tennosai, 2011







この週末から今日日曜日は 名古屋市東区の「筒井天王祭」と「出来町天王祭」。
天王祭は日本の各地でおこなわれています。


牛頭天王を祀るこの祭は、もともと疫病を鎮める祭といわれています。


故郷津島神社はこの天王社の総本山。
地盤が低く川にはさまれ(昔は文字通り島だったそうです)
洪水を繰り返し、夏には疫病が耐えなかったようで
そんな地で、疫病を鎮める祭、と聞くとなるほど、うなずけるものがあります。


私が子供の頃でさえ確かに洪水が何度となくあり
床上浸水があったことも覚えています。
また川の決壊を防ぐ為、父や近所のおじさんたちが
土嚢を運ぶ姿は鬼気迫るものがあり恐ろしかったこと。
祖父からも伊勢湾台風の際の洪水の話や
舟にのって食べ物を運ぶ写真をよく見せられました。
実際に実家の古い壁にはワタシの背より高いところに
浸水の跡がのこっていました。




さて、話がすこしずれてしまいましたが
「筒井天王祭」を昨年はじめて拝見し
その素晴らしさに今年も夜に足を運びました。

筒井町は2台の山車をもち
とにかくそのからくり人形のすばらしいこと。
山車2台が出会い、人形それぞれに命がふきこまれるシーンに
今年も圧倒されました。
(日曜には5台の出来町・筒井の5台の山車が徳川園に勢揃いします)


また名古屋という大都市の真中で響く
笛と太鼓の音色 重い山車のきしむ音

ネオン輝くコンクリートに囲まれた街の中だからこそ
重い山車をひく人々の息や子供たちのかけ声から
昔から人によって代々引き継がれてきた伝統を
あらためて感じることができるこの祭。





祭の終わりはどの祭でもさびしいもので
今年は特に胸にせまるものがありました。


笛の音が次第に遠く小さくなるのを聴きながら
昔から日本人は自然という大きな力に畏敬の念をもち
ちいさな命をみつめてきたのだと
あらためて感じた
夜でした。



さあ、つぎは、故郷尾張津島天王祭。
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by mignon51 | 2011-06-05 23:05 | one day
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