東京から戻って以来13年、
故郷の祭りはかかさず浴衣に下駄をならしてでかけています。
祖父は
一艘目のまきわら舟に裃を着て
どの夏もそこに座っていました。
祭りの日々は、
毎朝庭を散歩していた祖父とはまったく違う人物が
そこに。
国の重要無形民族文化財である尾張津島天王祭り。
500年以上も続くこの祭り。
祭りが終わると
夏までも終わってしまったような気分になるのは
きっと津島衆はみな同じでは。。。
しかし!現実はそうもいかず
今週は月曜日撮影にはじまり
それ以降ブレックファースト・ミーティングでデザイナーと一緒にデザインをにつめ
太陽照りつける中クライアントとの打ち合せ場所へと急ぐ毎日。
たまっていた仕事をかたずけ帰宅。
祭りが終わって1週間。
やっとゆっくり祭りの余韻をもういちどかみしめる夜なのです。